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猫の外耳炎の原因・症状・自然治癒・治らない・市販薬・外科手術・治療費

猫の外耳炎について

猫の外耳炎の原因

最も多く見られる外耳炎の原因は耳疥癬(ミミヒゼンダニ)の寄生によるもので、そのほか外傷や、細菌や真菌の感染・アレルギー・外耳に発生した腫瘍・昆虫や植物の種子などの異物の侵入によるものなどがあります。

白色系の高齢猫では光線過敏症により耳に皮膚炎を起こし、後に腫瘍化し扁平上皮癌になることもあります。

猫の外耳炎の症状

耳介および外耳道に急性あるいは慢性の炎症を起こし、原因にもよりますが、発赤・痒み・耳垢の蓄積などが見られます。

耳疥癬では激しい痒みのために首を振ったり、後足で耳介や耳の後ろを引っ掻くため二次的に外傷性外耳炎を併発することがあります。

細菌性では耳道内に悪臭を伴う膿汁が確認されることが多く、真菌性では主に皮膚糸状菌症が原因となり円形に脱毛し、かさぶたを形成します。

外耳道内では発酵臭を伴うタール様の耳垢の分泌が見られます。

アレルギー性では耳介の縁に左右対象に発赤が見られ、激しい痒みを伴います。

猫の外耳炎は自然治癒する?

猫の外耳炎は自然治癒する?

外耳炎は1度発症するとなかなか治らないことが多く、自然治癒を待っていると悪化してしまうこともあります。

また、単純な外耳炎と思っていても実際には耳の中に異物が侵入していたり、腫瘍など隠れた病気があり原因を治療しなければ治らないことがあります。

早期に原因を把握し治療を開始することが重要です。

猫の外耳炎が治らない

もし自己判断で市販薬を使用し治そうとしていた場合、原因がミミヒゼンダニや腫瘍、異物であるとすると薬を使用しただけでは治りません。

原因に合った正しい治療を受ける必要があります。

綿棒で耳垢を除去していた場合、耳道の皮膚は傷付きやすいため反って外耳炎を悪化させる危険性があります。

耳の中の掃除は獣医師に任せましょう。

また、外耳炎が治らない状態が続くと、炎症が徐々に広がり中耳炎や内耳炎を引き起こす可能性があります。

これらは外耳炎よりも重症で治りにくく厄介な病気なので、早いうちに完治することが大切です。

猫の外耳炎の市販薬

・ヒビクス軟膏
抗炎症作用・止痒作用・抗真菌作用・抗細菌作用がある医薬品で、皮膚病の治療に効果があります。特に細菌感染に対し優れた効果を発揮します。

・ミミティーナ
低刺激で、真菌性外耳炎に対し臨床効果が認められている医薬品です。

・猫の外耳炎は外科手術で治る?
症状が慢性化し、耳道が炎症により腫れ上がることで耳の穴が完全に塞がってしまったり、耳道内の腫瘍などが原因で耳垢が耳の外に排出できなくなることがあります。
このようなケースでは外科手術が検討され、手術の結果完治する可能性も十分あります。

光線過敏症により扁平上皮癌を発症した場合には外科的に患部の耳介を切除する必要があります。
一度の手術で治ることもあれば、後に再手術が必要になることもあります。

猫の外耳炎の治療費

原因により治療法が異なるため費用は様々ですが、耳洗浄の処置や点耳薬・内用薬・寄生虫駆除薬などに費用がかかり、1回の通院につき2~5千円くらいです。

症状が重度で耳を痛がり洗浄が行えない場合には、まず抗炎症剤などの内服薬で症状を緩和させてから少しずつ洗浄などを行うため、複数回に分けて長期間通院する必要があり高額になることがあります。

外科手術が必要なケースでは数万円かかることがあります。