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猫のコクシジウムとは・症状・完治するのか・治療方法・

猫のコクシジウムについて

猫のコクシジウムとは

コクシジウムという原虫が、猫の小腸に寄生して発症する感染症です。
成猫は無症状なことが多いですが、生後数ヶ月の仔猫では下痢や体重減少、発育不良となり、嘔吐を伴うこともあります。
感染猫の便から体外に排出され他の猫へ感染したり、感染したネズミを補食することで感染します。

猫のコクシジウムの症状

成猫では感染しても無症状な場合が多いですが、生後数ヶ月の仔猫、特に多数寄生していたり免疫力が低下している場合には重い症状が見られます。

小腸にコクシジウムが寄生することにより主に下痢の症状が現れます。
酷い水様性の下痢を起こし、血液や腸の粘膜が混ざったり、嘔吐が見られることもあります。
下痢が続くと脱水や栄養失調・貧血・元気消失・体重低下などの症状を起こします。
最悪の場合死に至ることもあります。

猫のコクシジウムは完治するのか

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猫の体内のコクシジウムは「オーシスト」と呼ばれる固い殻に覆われた卵のようなものを排出します。
このオーシストは便とともに体外に排出されます。

腸内に存在するものに対しては適切な治療を行うことで2~4週間で完治することが多いですが、猫の生活する環境中にこのオーシストが存在する限り再感染する可能性があります。オーシストを含む便を直接口にするだけでなく、身体に付着したオーシストをグルーミングすることでも感染します。

このオーシストは便と共に排出されますが、消毒薬に抵抗力があり、アルコールなどでは駆除出来ません。
熱には弱いため、熱湯消毒が有効です。
治療と同時に環境中からオーシストを完全に排除することで、再感染を防ぎましょう。

猫のコクシジウムの薬と治療方法

サルファ剤という薬を約1週間投与し、コクシジウムの駆虫を行いますが、薬剤が効果を発揮するのはコクシジウムの生活環の最後期だけであるため、それ以前の発育ステージの虫は生き残り最終的には排出されます。
また、寄生数が多い場合もあるため、2~4週間の継続的な投与が必要になることがあります。

トルトラズリルという駆虫薬が使用されることもありますが、猫への使用は無認可で効能外の使用方法であるため、特に仔猫への使用は注意が必要です。

対症療法として下痢に対する下痢止めの投与や点滴による脱水補正、嘔吐に対し吐き気止めなどを併用します。

治療後にも糞便検査をし、その時コクシジウムが見つからなくても一定期間経過すると再び発見されることもあります。
定期的な検査を行いながら治療を進めていくことになるので、完治するまで獣医さんの指示に従いましょう。