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猫の歯石取りの方法・予防・費用

猫の歯石取り

猫の歯石取りの方法

歯垢は歯磨きにより落とすことが出来ますが、歯石になってしまうと自宅では取れません。

歯石取りには専門知識を要するので、動物病院に任せましょう。

歯石取りを行う際は、全身麻酔が必要で す。無麻酔で歯石取りを行うと、処置の最中に猫が暴れて怪我をする危険性があるだけでなく、歯の見えている部分しかきれいにならないので歯周病の予防や治療にはなりません。

歯周ポケットや歯間に歯石が残っている限り、細菌は減らないため炎症も治まらず更に症状が悪化してしまうことが考えられます。

また、歯石の破片などが気管に入り、誤嚥性肺炎を引き起こす危険性もあります。

安全に麻酔をかけるために、まずは血液検査やレントゲン検査などで全身状態の確認が行われます。

注射による麻酔処置で眠らせた後に気管チューブを挿入し、吸入麻酔で維持管理しながら歯科処置を行います。

歯科処置では口腔内を洗浄するために水を使うため、体温が下がらないよう十分に保温します。

初めに歯石取り用の鉗子(ペンチ)などで大まかな歯石を除去し、プローブという器具で歯周ポケットの深さを確認します。

そして、超音波スケーラーを使い歯の内側や歯間、歯周ポケットの歯石・歯垢を除去します。

これをスケーリングと言います。

スケーリングを行うと歯の表面はざらざらになり歯垢や歯石が付きやすい状態にはなるため、仕上げに歯の表面を滑らかにするポリッシング(歯面研磨)を行います。

猫の歯石除去費用

歯石除去する場合には、診察料・血液検査代・レントゲン検査代・麻酔処置代などがかかります。

動物病院によって料金は異なりますが、2~4万円くらいが目安となります。

歯石が重度の場合は抜歯が必要になり、費用は余計にかかります。

歯周病を伴わない歯石除去では保険対象外となります。

猫の歯石予防

猫の歯石予防

歯石を予防するには、仔猫のうちから自宅で習慣的にケアすることが大切です。

歯石を予防するには主に次の方法があります。

・歯磨き
最も効果的な予防法は、歯ブラシを使ったブラッシングです。
様々なデンタルケア製品がありますが、歯間や歯周ポケットの汚れを落とすには歯磨きが1番です。
歯磨きを嫌がる子は多いので、好みの味の歯磨きペーストなどを使い少しずつ慣れさせましょう。

・歯磨きガーゼ
歯ブラシの練習の初期段階や、歯ブラシを使った歯磨きが苦手な子に使います。
ガーゼは乾いた状態でこすると猫は不快感を覚えるので、水やぬるま湯に濡らしてから使用しましょう。

・デンタルスプレー
デンタルスプレーの代表的なものに株式会社ミネルヴァの「LEBAⅢ(リーバスリー)」があります。
口腔内の衛生状態を改善し、歯石を除去する効果があるとされています。
口腔内にスプレーする方法と、スポイトで滴下する方法があります。
歯磨きと併用するとより高い効果を得られますが、この製品を使用する時には歯磨きペーストやデンタルジェルは使用せず、水だけでブラッシングする必要があります。

・噛むためのおもちゃ
おもちゃは噛むことにより唾液の分泌が促されるため、ある程度の予防効果が期待できます。
ヘチマで出来た物やロープ状のおもちゃがあります。
歯が折れてしまうような固い製品は与えないようにします。
噛んで壊れてしまう物も飲み込んでしまう危険性があるので避けましょう。

・デンタルガム
歯垢や歯石の沈着を防ぐ効果が期待できるデンタルガムがあります。
歯磨きが苦手な子にお勧めです。
種類が豊富なので、原材料や形状、味などは与える猫に合ったものを選びましょう。

・ドライフード
缶詰めなどのウェットタイプのフードはは歯に付着しやすいため、その結果歯垢もたまりやすくなり歯石が作られます。
ドライフードは噛むことで唾液が分泌されるので、ウエットフードよりも歯垢が付きにくいと言えます。
口腔内のケアを目的とした療法食もあり、ヒルズコルゲート株式会社の猫用「t/d」は歯と歯茎のケアを考えて作られています。
歯肉炎・歯周病・歯石・歯垢・着色に適応しており、効果が科学的に証明されています。
一般的なドライフードよりも大きく、繊維が層状構造になった粒を噛むことにより歯垢が落ちます。